【中学・高校生向け】学級レク2「ストーリーをつなげ!4コマ漫画づくり」


第2弾の今回は、チームで協力して4コマ漫画を完成させるゲームを紹介するよ。

絵を描くゲームって盛り上がるよね。
準備物:大きめの解答用紙(参加人数×ゲーム回数分)、ペン(参加人数分)、BGM(任意)
今回ご紹介するレクの進行についてまとめたPDF資料を、ページ下部にご用意しました。
ぜひダウンロードしてご活用ください。

全体像

このレクを一言で説明すると…
4人組のチームで
コミュニケーションをとらずに4コマ漫画を完成させるゲーム
おすすめポイント
- 準備は紙とペンを必要分用意するだけ
- 絵を描くゲームなので盛り上がりやすい
- じっくり時間を使って1つのレクを楽しめる
ルール

- 提示されたお題に合わせて、チームごとに4人で4コマ漫画を1つ完成させる
- 最初に4人で「誰が何コマ目を担当するか」だけを決めて、その後各自担当コマだけ描く
- どんなストーリーにするかなど、4コマ漫画の内容について相談してはいけない
→「誰が何コマ目を担当するか」だけを決めて、それ以外の会話は禁止
→自分以外の3人がそれぞれどんな絵を描くか予想して、自分が担当する1コマを描く - 制限時間になったらペンを置き、チームごと全体に向けて4コマ漫画を発表する
→制限時間は学年やクラスの状況に応じて決める
→発表順はチームの代表者によるじゃんけんか、くじ引きなどでランダムに決める - 全てのチームの発表終了後、全員が審査員となり「自分以外のチームで、最も漫画の完成度が高いと思ったチーム」を各自選ぶ
- より多くの支持を得たチームが優勝となる
レクのながれとポイント

準備
4人1組でチームをつくり、各チームに解答用紙とペンを配付します。
このとき互いに描いている絵が見えないようにするため、机は向かい合わせにしない方がいいです。

できた4コマ漫画はクラス全体に向けて発表するから、解答用紙はA3以上のサイズで用意したいね。
主活動
ルールを説明し疑問点などがなければ、チームごとに「誰が何コマ目を担当するか」を相談して決めます。
全てのチームで担当コマが決まったら、全体に向けてお題と制限時間を提示します。
その際、
- キャラクターは棒人間のように、できるだけ特徴を持たせない方がよい
- セリフは書いても書かなくてもどちらでもよい
以上2点もあわせて全体で確認します。

キャラクターに特徴を持たせると、コマ同士の繋がりが分かりづらくなってしまうね。
そのあとはゲームをスタートさせ、各自担当コマの作成にとりかかります。
このとき、会話禁止のルールにより教室内がしばし無音になるので、必要に応じてBGMを流すといいです。
発表と審査
制限時間になったら全員ペンを置き、各チームの代表者でじゃんけんなどをして発表順を決めます。
4コマ漫画の発表は、
- 発表チームが起立してコマ順に横一列で並ぶ
→このとき自分の描いたコマが周りに見えないよう裏返して持つ - 1コマ目から順に1人ずつ自分の描いたコマを全体に見せる
- 1チームの発表が終わったら、4枚の解答用紙を黒板に掲示する
という手順で進めていきます。

司会者が「これはどういうシーンですか?」と、1コマずつ作者にインタビューするとより楽しめるね!

腕の見せ所だね。
全てのチームが発表し終えたら、黒板に貼ってある各チーム4コマ漫画を確認しながら、全員でそれぞれの出来栄えを審査します。
審査方法は1人1票の投票制で、「自分以外のチームで、最も漫画の完成度が高いと思ったチーム」を各自選んで投票します。
各チームの獲得票数を確認し、最も多く支持を集めたチームが優勝です。
おすすめアレンジ

クラスの人数によりますが、チーム数が多いとどうしても審査が難しくなってしまいます。
そこで、必要に応じてそれぞれのチームをランダムにAとBの2グループに分け、グループごとに違ったお題を提示すると審査しやすくなるのでおすすめです。

たのしい思い出ができますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
日々走り続ける全国の先生方へ、敬意を込めて。
※本時付録シートは下の【PDF資料】ボタンからダウンロードしてください。
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