準備物:ワークシート(下のPDF資料)、筆記用具、カラーペン
卒業や、学級じまいを意識し始める1月。
これまでの学校生活を振り返りつつ、クラスでわいわい楽しみながらカウントダウンカレンダーを作るのはいかがでしょうか?
最後、ふざけよったな?
すみません。つい、いつものクセで…
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※ご紹介しますのは個人の実践に基づく見解ですので、予めご了承ください。少しでも先生方のご参考になれば幸いです。
カウントダウンカレンダーとは
(説明は不要かと思いますが…)
すでに期日が定まっているイベントについて、その日までの登校日数をカウントダウンしていくカレンダーのことです。
中学校において実施する場合、ゴールとなるイベントとしては卒業式や終業式などの学級解散日、合唱コンクールや運動会、文化祭などの学校行事、高校入試などが挙げられると思います。
特に卒業式や終業式などの「学級解散日をゴールとしたカウントダウンカレンダー作り」は、クラスメイトと過ごす残りの時間を意識させたり、卒業後や進級後の自分の姿 を考えさせたりする良いきっかけにもなります。
カウントダウンカレンダー作りに関する工夫
カウントダウンカレンダーの制作にあたっては、以下の点に留意します。
- 入試日や定期考査日などは外す
- ある程度自由に描けるよう、枠や装飾は最低限にする
- 1人1枚を丁寧に制作させる
- 学級委員を中心に制作させる
①「入試日や定期考査日などは外す」については、単純に注目されにくくなるため、あらかじめカレンダーから外すようにしています。せっかく自分が作ったカレンダーが見てもらえないのは寂しいですよね。
④「学級委員を中心に制作させる」については、この時期は学級委員も仕事が少なくなりがちなので、負担にならない程度に仕事として準備段階から任せるようにしています。
学級委員に任せる仕事内容としては、具体的に
- 「誰が、何月何日を担当し、その日はイベントまであと何日になるのか」を一覧表にまとめる
- 一覧表にまとめたことをカレンダーの裏に1枚ずつ鉛筆でメモする
- カレンダーの制作方法やそれに関する注意点などをまとめる
- クラス全体への事前告知
- カレンダー制作活動時の指揮
以上のようなものが考えられます。
このほか私の場合は、この活動の意義についての説明や完成したカレンダーの管理、毎日の掲示なども学級委員に任せていました。
【番外編】毎日〇〇カレンダー
最近よく目にする、芸能人の日めくりカレンダー。
先輩の先生がそれを模したものを生徒の写真で作っていて、とても面白そうだったので私なりの工夫を添えてご紹介いたします。
作り方はいたってシンプルで、〇〇には生徒の名前を入れ、その生徒の写真とそこから連想されるコメントをセットで載せた日めくりカレンダーを作ります。
被写体はクラスでムードメーカー的なポジションにいる生徒へお願いします。(場合によっては担任自身でも可)
ポージングやコメントについては、地獄のミサワさんの作品を参考にするといい感じになりそうだと考えました。
- 早く上がってこいよ 俺のとこまで
- お前の目の前にあるハードルなんて 全部俺が片付けてやるよ
- えーそんなに? 俺、2時間しか寝てないわ
- あえて怒らなかったんだけど、気付いたやつ居る?
- あっ、ごめん。 イタリアのこと考えてた。
※なお、リンク先のページには一部授業中の使用が難しいと思われる表現があるため、生徒と一緒に素材を探すことはおすすめできません。モデルとして生徒に提示する場合は、あらかじめ担任が適切な素材を選抜しましょう。
まとめ
ここまで、カウントダウンカレンダー作りについてご紹介させていただきました。
最後はちょっとふざけてしまいましたが、活動自体をひとつのレクリエーションのようなものと捉え、あまり堅苦しくなく、わいわい楽しみながらやれたらいいなぁと思っています。
※よろしければ下の黒板ゾーンにある今回の付録プリント『カウントダウンカレンダーシート』もあわせてご活用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
日々走り続ける全国の先生方へ、敬意を込めて。
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